トランスフォーマー ダークサイド・ムーンを観てきました。
大阪駅周辺の伊勢丹などがOPENして様変わりしてから、
訪れていなかったので
今上映中のトランスフォーマー ダークサイド・ムーンを
新しくできた、
大阪ステーションシネマズで観ることにしました。
以下少々ネタバレがあります。
核心には触れません。
1、2作目とメインヒロイン役 ミーガン・フォックスの降板による
キャストの入れ替えで、
強引に話を作ってしまった感じが拭えない今作。
物語の鍵を握る「人類」であるはずが、
キャスト入れ替えによる不必要なエピソードのおかげで
全体的に薄っぺらくなってしまったのがとても残念…。
最後まで同じキャストなら、もう少し違った展開になったのかな?
バットマンビギンズと、ダークナイトのヒロイン役が違うように、
俳優が違うだけで、登場人物は最後まで貫いてくれれば、
もう少し、人間ドラマに深みがあったかもしれない。
2作も熱演したヒロインを、
「*1ミカエラとは終わったんだ…」の一言で
今回は登場しないことになってしまっていて、
なんとも複雑な気持ちだった。
全作通しての主役である
オートボットたちのコミカルな場面がいちいち可愛らしさがあったりと、
ただリアルなCGでなく、ロボット生命体であることを
色んな仕草、表情で命を吹き込んでいるところはさすがと!
素直に感動するばかりでした。
ただ少しだけ不満を述べると、
ガシャガシャ複雑に変形するインパクトを与えた1作目、
変形するだけでなく、合体が見られた2作目と、
作品ごとに進化があった肝心な「トランスフォーム」の映像に、
今作では特に目新しいものがなかったことが残念である。
やっぱり一番興奮するところですよねぇ…
男の子は変形するロボットに憧れるんだよ!
今作は、全編3D映像に力を入れていて、
ほぼ大半が戦闘シーンであるため、その迫力はとてつもないものだった。
トランスフォーマーたちの戦闘でぶつかり合うたびに、
破片が画面中を飛び交うところなど、
目の疲れも前作をはるかに上回る出来でした。
そんなこんなで、これで完結にしてしまうのは勿体無い…
最新のVFX映像を駆使した抜かりのない作品であることは間違いありません。
…ところで、大阪ステーションシネマズですが、
もうあの映画館は利用しないと思います。
地上11Fにあるんですが、
エレベーターも小さいものが3基で、
定員がものすごく少なく設計されているようで、
スムーズに乗り降り出来ませんでした。
あのあたりは全体的に大失敗なんじゃないでしょうか…
あまり足を運びたくなりませんね。